やばいことに首を突っ込んじまったぜ







こんにちは、高3のkukunaです。
模擬国連への参加経験はたったの二回という"どうが"ド"素人なんだけど、素人なりに純粋な経験を綴りますね。



正直なところ数ヶ月前まで、私は模擬国連の存在も知りませんでした。そんな世間の狭いやつが模擬国連の存在を知ったきっかけはいたってシンプルです。ある日、英語担当の先生から廊下で『模擬国連でてみない?』と声をかけられ、内容もきかないまま興味本位で『はーいでまーす』と返しました。
それから暫くして英語だらけの書類が何通も届きました。ビビりました。やばいことに首を突っ込んじまったぜ、と思いました。

模擬国連では、それぞれに担当の国が割り当てられます。私はエチオピアの担当でした。またまたやばいことになっちまったぜ、と思いました。だってエチオピアのことなんて『アフリカにあるらしい』か知らなかったから笑。
一緒に参加することになった友達は同じ学年に7人いて、彼女たちと定期的に集まって情報交換をしました。こう言うと聞こえはいいんだけど、実際は『トイレ行くのも英語で聞かないといけないのかな』とか『立ち上がってみんなで話す時間があるらしいよ』『輪に入れなかったらどうすんのそれ』とかいうビビり披露大会でしたね。そもそも私たちに与えられた情報がほぼなかったこと、誰も模擬国連への参加経験が無かったこと、インターネット上に模擬国連についてわかりやすく解説しているサイトがなかったことで私達は勝手にネガティブなイメージを膨らませ続けていたのでした。

そんなこんなで迎えた模擬国連当日、緊張はマックスでした。実際、会議の中に、立ち上がって自由に話す時間というのがありました(トイレは何も言わずに行っても大丈夫だったよ笑)。必死になって同じ境遇の国を探して、最終的には一つの大きなグループに入ることができました。2日にわたる模擬国連の中で、1日目に痛烈に感じたことは、情報収集の圧倒的な不足です。それで、1日目の夜はほぼ寝ずに必死に情報をかき集めました。でも残念ながらもう遅かった。笑
2日目の朝には一部の皆さんのおかげでレゾリューションはほぼ完成していました。
素人なりにこれは悔しかったなー。ビビり大会なんかやってないで、もっとしっかり調べてこないといけないものなんだってここで初めて気づかされました。

それから一ヶ月半後に今度はインターナショナルな模擬国連に参加しました。今回は漁業という議題のもと、カナダ代表として参加しました。前回の反省を活かして自分たちなりに問題と目指す解決策を用意していきました。それもあってか、3日間の模擬国連を通じて前回より確実に手ごたえを感じました。まだまだ『レゾリューションを自ら筆頭となって組むぞ!』とまでは及ばなくても、手探りのまま終わっていった前回の模擬国連と比べれば断然難しかったし、苦労したし、楽しかった。難しい、苦労した、と言ったのは、1回目の参加の時は出来ないまま話が終わっていった、他国との交渉があったからです。お互いの境遇を理解しあって譲るところは譲って、貫くところは貫いて…
初めての私にとっては、今思い出しただけでもすっごくワクワクする体験だったの!やってみればきっとわかると思う!

模擬国連を通じて、出会えたものは大きくふたつあります。まずは共に模擬国連に参加した仲間達。年齢関係なくクリエイティブで衝撃的な人達ばかりで(←褒めてるよ笑)圧倒されると共に物凄い刺激を受けることができました。そして二つ目は自分が担当した国。このような機会がなければ、"エチオピア"についてこんなに必死に調べて考えることは一生ないと思います。少なくとも私にはないねw


私は今年高3なので、これからは模擬国連に参加する機会を持つことが難しくなります。やっと楽しさがわかってきたところなので残念。
まだ模擬国連に参加したことのない皆さんへ。とりあえずやってみて!やれば楽しさがわかるしやればやるほど楽しくなると思う!
初めは怖くて当然。でも好奇心と忍耐力だけで乗り切れます。乗り切れました笑。

いつか運営側として、みんなと会えるのを楽しみにしています😘