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-Tips for debating-



議論のコツ



模擬国連経験者に、どうしたら積極的にディベートに参加できるか、またどういったことを中心に議論を展開していくべきか質問してきました。ぜひ参考にしてみてください。協力してくださった皆さん、ありがとうございました。


また、引き続き情報提供していただける方を募集しています。下のフォームよりご連絡ください。


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論理の穴を見つけよ!



M.Sさん





「模擬国連のディベートといえども、アカデミックディベートとやっぱり似てる部分があるから、相手が言っている論理の穴場を見つけることかな。相手が主張していることにちゃんとロジックが通っているかっていうのをチェックして、『こことここ、つながりなくない?』っていう風に指摘できれば、会議で一目置かれる存在になるとは思う。でも、気をつけないといけないのが、相手の揚げ足取りのならないこと。たまにみかけるけど、ただひたすら相手の言ったことに対して反論をして注目浴びる人にはならないでほしいです。 模擬国連の意義って言うのは、やっぱりみんなで良い『解決案』を考えることだから、そこまで相手の論理を絶対に崩してやる!とは思わなくてもいいかな。ロジックが通ってないなら指摘するべきだとは思うけど...」



周りの意見をよく聞くべし!



E.Tさん





「ディベートのこつは周りの人の意見を聞くことです!聞くことによってその人がディベートがうまければ真似することができるし、どんな感じでスピーチが構成されてるかとかもわかるからです。また、自分とは少し食い違っている意見があったりするからそれはどんどんつっこんでいく、それでその国だけがやりたいことをさせるんじゃなくて自分の意見も組み込んでいく。あとは、事前にどんなことが話し合われるか調べておいて最も興味がある2つか3つについてスピーチを箇条書きかなんかで用意しておくこと!そうすることで自分がいいたいことは絶対言えるし、調べてあるから違う国の反駁にも対抗できる」



リサーチは命!



吉岡栞里さん





「交渉など何をするにもまずは自分の担当国についてのリサーチがものすごく大切です。私はその時のテーマに関する事は詳しく調べていったのですが、その他の国の基本情報(気候、環境、産業、国家間の関係など)や結んでいる条約についてなどのリサーチが甘かったため痛い目をみました。

…

担当国について、知らない事はない!と断言できるレベルまで持っていけるのが理想だと思います!ディベート中にどんな話題がきても対応できるはずです。
その上で、自国が絶対に譲れない点や、求めたいもの、これは自国の強みとして交渉に活用できるなどの点をはっきりさせておきましょう。


また、リサーチは英語で表記されているサイトを使うと、そのまま文章を引用したりできるのでおすすめです。ディベート中に絶対に伝えたいことは、事前にメモ程度でいいので紙に書いていくと英語に自信が無い人でも少しは安心できるのではないかなと思います。


ディベート中の発言は、びびらずに、出来るだけハキハキとしておけば問題ないと思います!実際の英語力はそれぞれあると思いますが、与える印象は態度で随分変わってくるのではないでしょうか。


あとは、周りに流されないことが大事です!1度妥協してしまうと、気づけば自国のメリットが薄れてしまっていたりするので、いつでも今自国がどんな状況に立っているか冷静に分析する力が必要です。」



「伝える」能力を磨くべし!



福島 魁さん





「ディベートはしっかりと順序立てて説明し、なにより説得させなくてはいけません。その能力が模擬国連でも通用するなと感じたのは、Unmoderated Caucusの時でした。自国の抱える問題等を他国にしっかりと伝えられ、結果的に自国にも利益のあるDraft Resolutionを仕上げることができました。『伝える力』という面ではディベートの能力はアドバンテージになると思います。」



相手を受け入れよう!



匿名希望





「私は 模擬国中は単に論破するのではなく交渉の先に妥協点を見つけることを目的としているから、相手の話をよく聞いて受け入れる姿勢を大事にしたかな。相手を受け入れるっていう点では政策を考えるときにも相手の立場だったりを想像して案を練ったよ!どのタイミングで他国大使に話しかけるかはあんま意識してなかったかも。っていうのも、始まった後も(戦略というよりも普通に一個人としての興味もあって、)いろんな人に話しかけるように心がけていたから、その段階でどういう政策持ってきたのかを聞いて合う人合わない人は見分けられた感じ。」


ディベートの黄金3原則



Y.Mさん





「ディベートで必要になることは以下の三点です。
・下調べをしっかり
・その場で言いたいことを上手くまとめて発表する力を身につける
・オープニングスピーチを印象的に強く訴える
ディベートは緊張するかもしれませんが、この3つができていれば自信を持って大丈夫だと思います。頑張ってください!」


スピーチは宣伝だ!



M.Kさん





「模擬国連では、前に立つことができても、話す時間は1分などと、非常に限られています。なので、自分の国の名前を覚えてもらうことができればそれだけでも十分なぐらいです。それを実現するにあたっては、3つのことが重要です。1つ目は、自分の国で行われていることの中でも他の国と共通することや、他の国にもメリットとなるものを探し、それをピンポイントでかつ簡潔にディベートに埋め込むことです。そこからさらに、他の国に自分の国と協力するよう呼びかけられるとより良いです。2つ目は、議題に関する重要なキーワードを強調して話し、インパクトのあるスピーチをすることです。難解な内容はスピーチには適しません。それよりもわかりやすさが大切です。3つ目は、自信がなくても自信があるかのように落ち着いて振舞うことです。早口にならずに適度なペースで話しましょう。自信があるように見せることができれば、他の国も「この人に協力したい」と思うようになります。


つまり、模擬国連では、スピーチといえども、要は『宣伝』です。自分の国の魅力と、自分と協力することのメリットを短時間でどれだけ上手く伝えられるかが鍵です。」



ポジティブな発言がカギ!



匿名希望





「アンモデのあとのモデでブロックで話し合ったことについて発表する時に、自分の案をもっと大勢の国に賛成してほしいので、できるだけポジティブなことを言うことだと思います!」



最初は強気な要求を!



福原健汰さん





「会議序盤で、本当に自国が通したい意見のレベル規模を上げておくのもディベートのコツだと思います。いわゆる、トップとボトムの計画です。

例えば、最低でも100万ドルの援助が欲しい場合に、『1億ドルの援助が欲しい』と最初に主張すれば、相手に大きく譲歩して支援額が100分の1になったとしても、100万ドルの支援は得ることができます。このように事前に、妥協することを踏まえて主張を考えることが出来れば、議場でのディベートは楽になるでしょう。


また、ちゃんと相手の意見を聞いて頷いてくれる人など、全ての大使に真摯に向き合える人は、議場で皆から信頼されディベートでも優位に立っていました。相手の意見を否定せず受け止めた上で、より良い案を紹介出来れば、きっと模擬国連におけるディベートは素晴らしいものになります。」



mogicommu@gmail.com



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